「森の入り口」
目の前に美しい蝶がふわっと舞い降りた。
私は蝶を追いかけた。
理由はそれだけ。
全てを捨ててしまいたくて、ただ夢中になって歩いた。
生きることに少し疲れていたのかもしれない、あの時。
森の中には美しい鳥たちが羽を広げ、さえずっていた。
鳥たちの歌声に誘われるようにただ足を進めた。
森の中にいると時間の感覚が変わる。
どれくらい歩いたのだろう?
気がつくと私は、森の奥深くに迷い込んでいた。
いつからか白い猫が一匹、私について来ていた。
詩・絵・音楽エトセトラ
目の前に美しい蝶がふわっと舞い降りた。
私は蝶を追いかけた。
理由はそれだけ。
全てを捨ててしまいたくて、ただ夢中になって歩いた。
生きることに少し疲れていたのかもしれない、あの時。
森の中には美しい鳥たちが羽を広げ、さえずっていた。
鳥たちの歌声に誘われるようにただ足を進めた。
森の中にいると時間の感覚が変わる。
どれくらい歩いたのだろう?
気がつくと私は、森の奥深くに迷い込んでいた。
いつからか白い猫が一匹、私について来ていた。